テクスチャブラシで質感を与えつつ時短で絵を完成させる7ステップ

前回はベーストーンを含めた5段階で調子を描く練習をしました。今回はその応用で、テクスチャブラシを使って同じ工程で描いてみたいと思います。

1. なんでテクスチャブラシを使うのか?

Photoshopを開くと様々なブラシがデフォルトで入っていますよね。ザラザラしたチョークみたいなものや、一瞬でコンクリートみたいな質感を出せるものまであります。それらはテクスチャブラシと言って、ネットを探せば色々な種類のものが配布されていますし、自分で作ることだってできます。

テクスチャブラシを使うことのメリットは、同じスピードで絵に何倍も深みを与えることが出来ることです。

例えば岩を描くときはデフォルトの丸ブラシを使って描くこともできますが、僕の場合テクスチャブラシを使って描いた方が圧倒的に早く描けますし、質感をより多く与えることができます。

テクスチャブラシで描くことに慣れておけば、間違いなく絵を描くスピード・クオリティアップに繋がると思います。

2. 実際にテクスチャブラシを使って球を描いてみよう!

前回の記事↓ではソフト丸ブラシのみで球を描きましたが、今回は全く同じプロセスでテクスチャブラシで描いてみようと思います。

ベーストーンから描き始めよう!

ステップ1【ベーストーン】

それではベースとなる中間色を塗りましょう。円を選択範囲で作り、その中を大きめのテクスチャブラシで3回程ザクザク重ねます。

どのくらいのテクスチャを残すかは自由に決めちゃってください。今回は僕はこんな感じにしました。

MEMO
ツールバー楕円形選択ツールでshiftを押しながらドラッグすると正円の選択範囲が出来ます。

ステップ2【暗い調子】

次に暗い調子を描いていきましょう。これもザクザク時間をかけずに描きます。

こんな感じの見え方を参考にして見てください。↓

ステップ3【明るい調子】

次に光が当たっているところを描きます。ブラシを四方から重ねます。

ステップ4【ハイライト】

球にハイライトを入れるときは、ブラシを細かく動かして小さな円を意識してやるといいです。球にはストロークでできる、細長いハイライトは入らないからです。

ステップ5【反射光】

3ストロークくらいでザックリ入れる練習をしましょう。基本的に反射光は光が当たっているところよりも明度が低く、鈍い色味になります。ここら辺は今度、色味があるモチーフを描くときに説明したいと思います。

ステップ6【影を落とす】

楕円形選択ツールで楕円を選択し、その中をテクスチャブラシで塗ります。

ステップ7【輪郭をセクシーに】

輪郭が背景と馴染んだり、はみ出たりする部分を作ります。ここは好みによってやってもやらなくてもいいと思います。

油絵の写実画家とかは、よくこの手法でピントのボケを表現するんですよね。上手い人とかって、この手の抜き方が超絶かっこいいし、色気すら感じます。ここって個性がすごく出るとこなんですよね。

あとこうすることで、「単なる図形の塗り絵」という見え方を無くせます。

5. まとめ

今回テクスチャブラシを使って球を描いてみました。なんとなく鉄球みたいな質感になりましたね。かかった時間は普通の丸ブラシで描いた時とあまり変わりません。

例えばこれを、ブラシを変えたりストロークを変えたりするだけで、様々な質感を表現できるようになります。

ただこれってやっぱり慣れが必要ですし、実際に描いてるところ見ないと参考にならないと思うので、今度動画作りますね〜。

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