絵を描く際に使う、”比率”と”調子”ってなんぞや

絵を描く人なら聞いたことがあると思いますが、絵の世界ではよく”比率”とか”調子”とか言ったりします。英語だとPropotion(比率)Value(調子)と言いますが、これって一体なんぞやって記事を書きたいと思います。

僕が初めてこれらを習ったのは美術予備校時代で、それまで「絵なんてやる気と根性っしょ」みたいな感じで考えてたのが、この2つの考え方を知ることによって大きく変わりました。

というか、”形”と”調子”って実は絵を描く上でめっちゃ大切だということをそこで知りました。デッサンにおける二大巨頭の概念といってもいいです。

ぶっちゃけこの2つが分かっていれば、あとはそれを絵としてアウトプットする練習をするだけだと思います。それでは今からその比率と調子について、僕なりに説明していきますね!

“比率”ってなんじゃい

一言で言うと、モノそのものと、それを構成する要素の比率のことです。

ビルを想像してみれば分かるんですが、四角い箱に窓が並んでいますよね。で、例えば窓の大きさが明らかに大きすぎたら、「うわ、なにこれどんだけデカい窓なの?」とか、「このビルに巨人住んでるの?」とか、「そもそもビル自体が小ちゃいんじゃね?」とか、見る人に誤解を与える可能性があります。

シュールレアリスムとかそういう特殊な絵画やコンセプトじゃない限り、それってあんまり見ていて気持ちいいものじゃないんですよね。普通。

だけど、今のビルと窓の例みたいな「誤解」が、絵を描いているといろんな単位で起きてくるんですよね。(こればっかしは、練習しないと難しい…。僕もめっちゃミスります…。)

例えば、顔と鼻の比率がおかしかったり(顔に対して鼻がデカすぎて、これマントヒヒじゃねとか)、胴体に対して手が長すぎたり(これじゃテナガザルじゃん)とか、色々問題が出てきますよね。

絵を見やすくするには、これらの誤解を出来るだけ無くしてあげることが重要なんです。

絵を描いている人はそれを、「比率を合わせる」と言うわけですね。僕も予備校時代、デッサンを描いている後ろから先生に「プロポーション(比率)おかしいぞ」とか「形(比率)狂ってるぞ」と散々言われました。(ああ、大変だった。)

“調子”ってなんじゃい

今度は調子の説明です。調子とは簡単に言うと、絵における明度の段階のことです。

例えばここに立方体があったとします。上から光が当たっていると、その立方体の上の面は一番明るくなりますよね。側面にももちろん光が当たっていますが、上の面より明るくはならないはずです。下の面は地面についているので暗いはずです。

そうやってモチーフを良く観察して、明度の段階を追っていくと、絵の中でカチッっとはまるときがあります。

これを、「絵の中で調子が合っている」と言います。

調子が合うとどんな良いことがあるかと言うと、絵がリアルに見えるということです。見ている光景と同じように光の明暗が描かれているわけなので、当然リアルに見えるということですね。

逆に調子が合っていないと、リアルとは言えないチグハグの絵になります。

(以下作成中)

まとめ

それでは、この2つのことが出来ている絵と、そうでない絵を見比べてみましょう!