ベーストーンから描き始めよう!

今回は絵の基本であるベーストーンについて、実際に球を描いて説明していきます。

1. ベーストーンってなに?

一言でいうと、その絵の一番大きな面積を占める中間色のことです。

ベーストーンを最初に描いておくと、それを元に明るい調子、暗い調子が描きやすくなるんです。

例えば芸大受験で必要な石膏像のデッサンとかって、必ずベースの色を乗せるプロセスが必要になってくるんですね。なぜかというと、中間の調子(グレー)が無いと、明るい調子、ハイライトが描けないからです。

これは石膏デッサンだけではなく、普通にPhotoshopで絵を描くときも最初にベーストーンを置いておくと、めっちゃ描きやすくなるのでぜひ試してみてください。

2. 5段階で調子を分けよう!

実際に描き始める前に、ざっくりと調子の段階について説明します。調子って何?という方はこちらの記事を参考にしてみてください。↓

絵を描く際に使う、”比率”と”調子”ってなんぞや

基本的にモノは5段階の調子で描くことができます。描く順序で見ていくと以下のようになります。

調子の5段階
  1. ベーストーン
  2. 暗い調子
  3. 明るい調子
  4. ハイライト
  5. 反射光

普段僕はベーストーンをのせたあと、影を描いて暗い調子を出してから明るい調子を描きます。そのあとにハイライト、反射光と描いていくことが多いです。

ただ暗い調子と明るい調子を描く順序は、描くモノや気分によって変わることがあります。

3. 実際にベーストーンから球を描いてみよう

それでは実際にこの順序で、以下のように光が当たっている球を描いていきたいと思います。

想像だけで球を描くのが難しかったら、100円ショップとかで売ってるツルツルのボールにグレーの絵の具でコーティングするだけでモチーフができるのでおすすめです!

ステップ1【ベーストーン】

まず基本となるベーストーンを塗ってみましょう。適当にグレーで塗ってみました。

デジタルで描くなら後でいつでも明度調整できるので、ベーストーン決めるときにそんなに悩む必要は無いですよ〜
TIPS
ベーストーンは若干暗めの中間色にしておくと、明るい調子が描きやすくなるのでおすすめです。

ステップ2【暗い調子】

次に暗い調子(影)を描いていきます。今回は分かりやすく光と影の境目(形の境目)を描いてから・・・

その中を塗ってみました。

ステップ3【明るい調子】

光が当たっている明るいところを描いていきます。

ステップ4【ハイライト】

光がダイレクトに当たるところを設定して、一番明度が高くなるハイライトを入れましょう。

注意点
球に明るい調子やハイライトを入れるときは、フチに沿って入れないように注意しましょう。

ステップ5【反射光】

最後に反射光を入れましょう。球が後ろに回り込んでいる面に当ててやると、ゴロッと立体的に見えてきますよ!

ステップ6【影を落とす】

最後に、これは自由ですが影を落として終了です。

影はツールバー楕円形選択ツールで楕円を作成し、その中を塗りました。

4. まとめ

今回は調子の5段階〜実際にベーストーンから描き始めるところを解説してみました。

調子の仕組みを理解しておくと、シンプルなモノから複雑なモノまで様々なモチーフを描けるようになるので覚えておくことを超オススメします!